2013/12/28

Raspberry Pi に Horizon View Clientを載せたいんだけど・・・


http://www.raspberrypi.org/



最近、ナゼかちょいちょい聞かれるこの質問。

結論:載らない。たぶん。
代替手段:Horizon View HTML Access ならイケると思うけど。


理由は、下記の2段階。ゆえに、いずれにせよ載らないだろうなぁ、と。


■バイナリがインテルベースしか用意されていない可能性が濃厚
Raspberry Piは、最近流行のARMなので。
===マニュアルからのコピペ===
Ubuntu Linux 10.04 または 12.04 オペレーティング システムを使用する Linux PC およびノート PC に View Client をインストールできます。
View Client をインストールする Linux PC またはノート PC とその周辺機器は、一定のシステム要件を満たしている必要があります。

モデル:インテル ベースのデスクトップまたはノート PC
===


■Raspberry PiにインストールできるUbuntuのバージョンが要件を満たさない
筆者はARMやUbuntuについてそんなに詳しくないので、深掘りしていないんだけど、このURLも含め、Horizon View Client for Linuxのインストール要件であるUbuntu 10.04以上がインストールできる気配が無い。。。




### 2014年1月追記
世界のTからツッコミをいただきました。「Android for Raspberry Piを使えばイケるんぢゃね?」
Raspberry Pi公式ページの表面しか検索しなかった私が悪うございました。

試してみないとわかりませんが、イケるかもですね。
あ、でもView Client for Androidが、Raspberry Piで使っているARMv6 だと動かなかったりして・・・。やってみないとわからん。。

http://nantonaku-shiawase.hatenablog.com/entry/2013/01/20/215717


View Open Clientならイケる模様。まぁ、そりゃそうだよね。
https://www.youtube.com/watch?v=ok5sKzlH8es

2013/12/24

UAC(User Account Control)仮想化


UACができたときだから、Vista時代からあるのね。

http://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/0705/15/news012.html
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20071002/283617/

=== コピペ ===
UACによる仮想化では、ファイル・アクセスの場合、%SystemRoot%、%ProgramData%、%ProgramFiles%へのアクセスが仮想化され、%LoadlAppData%\VirtualStoreにリダイレクトされる
===

なるほどー。アプリケーションの設定情報とかを、ユーザー領域ではなく「システム領域とかに書いてしまうようなお行儀の悪いアプリケーション」への対処、か。


色々試してみないとわからんが、RDSHとか、いわゆるSBC(Server Based Computing)用途でWindows Serverのターミナルサービスを使うとき、「対お行儀の悪いアプリケーション」戦で使えるかもね。



T辺さん、温故知新情報あーざっす

iOS 7法人向け機能の強化点とMDM・MAM・MCM


Apple自身による、オンデマンドセミナー

http://store.apple.com/jp_smb_3500/browse/seminars/seminar22/event1

2013/12/20

USB Redirection(USBリダイレクト)で使われるTCP/IP通信のポート番号

筆者的には未検証なんだけど、Horizon View5.1以降で、USB Redirection(USBリダイレクト)で使われるTCP/IP通信のポート番号が変わった模様。

http://kb.vmware.com/kb/1036200

によると、
===
In View Manager 5.1 and later releases, the USB redirection over port 32111 is tunneled over SSL connection (port 443).
===
だってさ。

まぁつまり、両端のOSでは32111を開けとかなきゃいけないんだろう(=ループバックするだろうから)けど、両端の間はSSLですよ、と。




K森さん、ナイス検証&情報提供

2013/12/07

vDGA vSGAは、どのGPUにも適用できる汎用技術・・・らしい

とりあえず、NVIDIA と ATI(AMD)は、両方okとのこと。
で、どの型番がサポートされるかは、HCL次第、と。

今のところIntelはエントリーっつーかローエンド向けがほとんどだから需要がどうだかはさておき、まぁ仕組み的にいえば、たしかにGPUのメーカー問わず大丈夫だわな。


GPUマーケットシェア
http://jonpeddie.com/press-releases/details/amd-winner-in-q2-intel-up-nvidia-down/

ふむふむ、3社で寡占なんすねー。あえて順位は書きません。
さて、この順位からすると、このうちの1社、しかも最近出荷したばかりの特定少数の型番のGPUにしか対応していない 某技術 ってどうなんでしょうね。



3D CAD on 仮想デスクトップ
vGPU


2013/12/06

3D CADも仮想デスクトップで

たまにはマジメに

===
快適な空調で静かなオフィス。電気代が安くあがり、CADデータ盗難防止にも役立つ。CADの実行環境を仮想デスクトップにすることで、色々なメリットが生まれます。

3D CADを仮想デスクトップで実行。既に、自動車設計や飛行機設計などでも十分実用的に使っていただける段階を迎えております。実際に、3D CADを毎日のように扱っておられるエンジニアのかた数名に使っていただきましたが皆様一様に「物理ワークステーションを使っているのと、違いが分からない」と仰っていました。3D CADのベンチマークテストも実施してみましたが、物理ワークステーション上での実行結果とさほど変わらぬ結果です。十分満足いただけるパフォーマンスを発揮します。

いくつかの方式が選択できますが、もっともパフォーマンスが高い方式であっても、それなりの集約率、具体的にはラックマウント1U(高さ約4.4cm)あたり5台程度の3D CADの仮想デスクトップ稼働を実現できています。この集約率は今後益々高まることが期待されます。画像品質の面では、PCoIP は送信元の画面と寸分違わぬものをアクセス端末に届ける「ロスレス(Lossless)」転送をデフォルトとしています。仮にネットワーク帯域が十分でなかったとしても、継続的に補完し続け、最終的に完了させます。この特性により、精緻な画像を扱う現場で好まれて利用されている例が多くあります。
===

以下、どんな感じか、が見られます〜

VMware Horizon View, Cisco, and NVIDIA: Enabling Global Collaboration with 3D at SSOE

NVIDIA GRID K2 on VMware View running Solidworks

Virtual Desktop: GPU Testing

GPU 仮想デスクトップ紹介 VMware View vSGA


2013/12/05

RDPでは使えている各種デバイスをPCoIPでも使えるようにするSDK

リリースされた模様。
http://blogs.vmware.com/euc/2013/12/vmware-has-released-the-rdp-vc-bridge-sdk.html
どうやら今までは各デバイスメーカーと個別にごにょごにょやっていた作業をSDK化したようだ。

たとえば、指紋認証とかの認証デバイス、認証の通信にvirtual channelを使ったりする。つまりRDPであればRDPという土管の中に、認証用のchannelを開いて、その中で認証通信を行う。



VCとはvirtual channelのこと。
http://msdn.microsoft.com/en-us/library/aa383546(v=vs.85).aspx

Windows Server OSをHorizon Viewの仮想デスクトップOSとして利用する場合


えー、まずここにやるべき設定が載っております。
http://kb.vmware.com/kb/2057605

で、とっても重要なこと、Client OSなら当然サポートされるのに、Server OSだとサポートされない機能一覧、が載っておりますので、留意します。
=== 以下、上記kbからのコピペ ===
Smart card SSO on Windows Server 2008 R2
Virtual printing (ThinPrint)
Multimedia redirection (MMR)
Unified Communications (UC) APIs
Microsoft Lync 2013 SDK
View Persona Management
vCenter Operations Manager functionality
Local-mode desktops


で、見かけをWindows7そっくり、にしたい場合は、下記サイトを参考に。
http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/cc772567.aspx

「デスクトップ エクスペリエンス機能」って言うんですね。

VADC, View Agent Direct-Connection

Horizon View 5.3からの新機能。
Connection Server、つまりConnection Brokerナシに、View Clientから仮想デスクトップに直接接続することができるようになった。

View Agent の plugin らしい。

ここでいうView Clientは・・・たぶん何でも良いハズ。iPadだろうがゼロクライアントだろうがView Client for Macだろうが。View ClientのConnection Serverのホスト名もしくはIPアドレスを入れる所に、該当仮想マシンのソレを入れればokのようだ。

このビデオでは、基本事項がひととおり紹介されている。
http://vimeo.com/80079604


下記の、そのうち実際試して調べなきゃーと筆者が思っていたことも、このビデオにその答えが載っていた。

どうやら少なくともこのバージョンでは、vSphere上のVMのみが対象のようだ。物理PC(パソコン)や、VMware FusionもしくはVMware Workstation上のVMとかは対象外。つーことは、どー考えてもKVM、Hyper-V、XenServer、etc・・・などの上のVMもダメでしょうな。


それにしてもこの新機能、なんだか色んなポテンシャルを感じますなぁ。