2012/05/02

USBデバイスの互換性向上。アーキテクチャ刷新で

たとえばView Client for Windowsの場合、
VMware View 5.1未満では、
仮想デスクトップOSで使うUSBデバイスであっても、アクセス端末上にも、ソレ用のデバイスドライバをインストールする必要があった。なぜならば、USB Redirection(リダイレクト、リダイレクション)をするときに、View Client for Windowsは、そのデバイスドライバから必要な情報を得ていたから。実は、この2段階のUSBデバイス認識過程が、互換性、つまり仮想デスクトップOSで使えるUSBデバイスの割合、を低くしている大きな要因の一つだった。

ここでちょっと余談。View Client for Windowsではなく、ゼロクライアントを使うと、上述のUSBデバイス認識過程が1段階減るので、仮想デスクトップOSで使えるUSBデバイスの割合は、
ゼロクライアント > View Client for Windows
となる。※実は、USB Redirection用の通信の仕組みもView Client for Windowsとゼロクライアントでは違う。
なので、USB Redirection系でトラブったら、まずはゼロクライアントも使ってみることで、問題の切り分けに役立つ。



本題にもどろう。

VMware View 5.1以降は、
仮想デスクトップOSで使うUSBデバイスであれば、アクセス端末上には、ソレ用のデバイスドライバをインストールする必要はない。なぜならば、USB Redirection(リダイレクト、リダイレクション)をするときに、View Client for Windowsは、そのUSBデバイスから直接、必要な情報を得るから。